そして、年末にお客様が亡くなった際にご家族が「最後まできれいにしていただいてありがとうございます」と言ってくださっていたことを施設長様から伺いました。施設長様ご自身にも「今回はとても勉強になりました。これからもよろしくお願いします」とありがたいお言葉をかけていただきました。
今回の経験から「ただ単に危険だからとお断りすることが最善ではない」と感じました。
お身体が不自由な方にとっては、同じ姿勢で座っていることも容易ではありません。施術する私たちにとっても、安全のために気を付けなければいけないことがたくさんあります。
しかし「危ないし、大変だからできません」では、お客様やそのご家族のお気持ちはどうなるのでしょう。
私たちができる限りの工夫と配慮をしていけば、危険は減らすことができます。施設の職員さん達とも連携を密に取っていけば、よりスムーズに施術ができるようになります。
いかにして、お客様とそのご家族のご希望に添えるように、喜んでいただけるようにしていくかを改めて考えさせられました。
そして、多くの方々に喜んでいただける仕事ができることに感謝し、より一層仕事に取り組みたいと思います。